何の悩みもない
 
今日は何の悩みもない奥の奥まで晴れの運動会日和だった
 
 
鈴鹿の山麓には無数のハングライダーが飛び回り 運動会の会場の上まで低空飛行して行った
 
僕が自治会長になって初めての 町民運動会
 
今回も撮影を担当した
 
 
子の子の軽ろやかに走る姿を見るのは 何とも言えない喜びがある
 
55年前には 海唄(みう)のように自分も走っていたのかと思うと
 
月日の流れの速さに圧倒される
 
計算されない 押し付けられない スローテンポの今日の町民運動会は
 
社交の場でもあった 20年近く子供の学びの場と付き合ってきた歴史がここに来ると良く分かる
 
そのころ長女の担任の新米教諭が この学校の校長になって戻って来た
 
彼が校長になっても 僕たちの関係は変わらない
 
懐かしい話に花が咲いた
 
 
何度も経験してきた おなじみの入学予定者の旗取り競争
 
顔なじみの 同窓生がば〜ばになって付き添ってきていた
 
風船のとりどりの色が思い出を一層鮮やかにする
 
戦争のない  平和な国だから有るこの安堵感
 
生まれた時から 敵の存在する国の人たちにこの光景は伝わらないものだろうか?
 
2000年経っても平和にならない国もある
 
なぜ